やまのてっぺんのとしょかん
禁じられた本を開くか、ルールを守るか、少女は迷う。
Beginning
やまの、いちばん、たかい ところに、ふしぎな、としょかんが、あると、いわれて、います。
「せかいじゅうの、ぜんぶの、本が、そこには、ある。よみたい 本が、なんでも、見つかる」
ひなは、その うわさを、しんじて、ながい、やまみちを、のぼって、きました。ひなには、どうしても、さがしたい、本が、あったのです。ちいさな ころ、なくなった、おばあちゃんが、よく、よんで くれた、なまえの ない、ものがたり。どこの 本やにも、ないのです。